35年以上乗っています愛車Z1300のイグナイターがついに故障したようで、始動時初めは走行加速とも安定してますが時間がたつとヒートして失火が起こる様にになりました、
イグニッションコイル、キャブレターはオーバーホールしましたので原因は点火系と判断しまして修理しました。
取り外したイグナイターです。
ケミカルコンデンサーはもう耐久年数は過ぎてますので全交換、
トランジスターも古くなると故障は無くても弱るようですので全交換、
固定剤はかなり強固で無理には剥がすと抵抗の被膜が剥がれるほどで慎重に
因みに電子部品清掃用アルコールをかけて暫くするとふやけて取りやすくなります、
長寿命のセラミック、マイラーは交換しません。
使用トランジスターはETD51-030です、
問題は使用しているトランジスターの規格が不明で外国のサイトで見つけた情報を翻訳。
[ETD51-030 は、TO-220 パッケージを備えた 30A、600V N チャネル IGBT です。 特長: 低VCE(sat) 高速スイッチング 低ゲートチャージ 大電流能力 高入力インピーダンス 用途: モータ制御 電源 インバータ 無停電電源装置(UPS) スイッチングレギュレータ (参考値)]
当然代替えなんぞ有りません、
IGBTトランジスターを使った方が良さそうなのですが、手持ちにあった刀250で実績のある2SD1409Aを使ってみましてオーバーヒートを起こすようなら交換予定です。
使われていた2SC2320はhfe Fグレード250-500でしたので大体近値の2sc1815のGRグレード200-400に交換します。
上が2SC1815GRで少し小型です。
固定剤はグルーガンを使いました。
エンジン始動いたしました、
初め一番シリンダーが死んでましたがプラグ真っ黒で清掃パイロットスクリューでガスを薄くしたら復活、
右マフラーからもボコボコ音、
プラグ確認しますと五番シリンダーも濃いようでほんの少し薄くします、
発熱もアイドリング、軽くふかした状態では今のところ問題ないようです、
まあ走ってみないと解りませんが糞暑いのでお休みです。
z1300の整備記録はかなりたまってますのでボチボチ公開します。